レコードを聴く
今はレコードを持っている人はあまりいないでしょう。CDでさえも。
音楽はデータで配信されているし、再生するための機器はスマホになっています。
ターンテーブルにレコードを置き、落とさないように針をゆっくり乗せてスピーカーから出てくる音を聞くのです。
レコードを聴きたくなったのは(もちろん家に沢山あるからというのも理由だけど)
一冊の本がきっかけです。
Potrait in Jazz 和田誠・ 村上春樹 新潮文庫
ジャズメン(女性もいます)の肖像を和田さんが描き、その音楽性を村上春樹さんが文章にしていく構成の本です。
我が家のレコードのほとんどはクラッシックですが数少ないジャズにレスター・ヤングのアルバムがありました。A面はレスタートリオでB面がカンザスシティセブン。
portrait in Jazzで紹介されていたアルバム「pres and teddy」はなかったけれど、
あるばむの名前調べておかないと。Amazonにでもグーグル先生でも見つけられなかった。結構希少なアルバムなのかもしれません。
テナーサックスが叫ぶようなジャズは苦手なのですが、レスターは柔らかくていいですね。力を抜いて歌うように聞こえました。(リリカルでリラックスしたプレイスタイル・・・とあり・・・なるほどと思います。戦争の体験から精神にダメージを受けお酒に溺れ命を縮めたとありました。)蘊蓄を調べながら聞くと、またずっと楽しいものになりますね。
明日は何を聞こうかな。
一日、一枚。
レコードを聴く。
私の新しい習慣。